顔の脂はどこまで取っていいの?

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あぶらとり紙と過ごした学生時代

中学、高校生の思春期真っ只中の10代の子供たち、そして朝は良くても昼過ぎ以降のお化粧崩れや顔のテカり(脂浮き)が気になって悩んでいるという働く女性や奥様方などなど、おそらく日本国内に住む半分ぐらいの人たちは多かれ少なかれこのような顔のテカり、脂浮きに関しての悩みをお持ちなのではないでしょうか。

中学生になってすぐにニキビができはじめてしまった私は、中学、高校、大学、そして社会人になり働きはじめてからも、常に顔のテカりに悩んでいました。
朝起きて洗顔をして、もう数分後には顔の脂浮きが気になって気になって仕方がない。

中学生当時はそのテカりと、このテカテカを放置していたら更にニキビが増えてみっともない顔になるんじゃないか…という恐怖心から、朝起きて一番に洗顔、髪の毛を整えてごはんを食べて着替えて、家を出る直前にもう一回洗顔。
自転車をとばして学校についたら汗だく。
なのでとりあえず授業が始まる前にもう一回水道水のみで洗顔。

そして中学にあがるとまわりの友人たちが一気にあぶらとり紙やあぶらとりフィルムなどのエチケットアイテムを使用するようになり、私もほどなくしてあぶらとり紙の信者となりました。
元々脂性肌(成人してわかりましたが実は脂性というよりは混合肌でしたが)でニキビも多かった私にまわりの子がすすめてくれたのが、和紙製のあぶらとり紙よりも吸収力が抜群のあぶらとりフィルムでした。

学校についてすぐ洗顔ができない時は、朝のホームルームが始まる前にとりあえずあぶらとりフィルムで顔のテカテカをオフ。
そして1時間目が終わったらまたあぶらとりフィルムで脂をオフ。
2時間目が終わった後もフィルムでオフ。
3時間目、4時間目、お昼休みの最後、5時間目、6時間目…
自宅に帰るまでの間に一日何枚ものあぶらとりフィルムを使用するような、こんな極端な生活を、中学時代は3年間ずっと続けていました。

そして高校生になると、毎休み時間後のあぶらとりフィルムのあとに毎回‘お化粧直し’が入るように…

当時はとにかく脂浮きやテカテカ、そしてニキビがたくさんできた顔が気になって気になって、とにかく少しでも脂浮きを発見したらフィルムでオフを繰り返していました。
その当時は何も考えずに、とにかく今のこのテカテカの顔がなくなればそれでいい!と思っていたので、あぶらとり紙(あぶらとりフィルム)を使いすぎるとどうなるかだとか、顔の脂をどこまでなら除去しても大丈夫なのかだとか、そういったことは一切考えずに、とにかく今の状況を乗り切ることだけしか考えていませんでした。

実際私が、
「顔の脂はどこまでならオフしても大丈夫なのだろう?」
「あぶらとり紙を使用することで逆に何かデメリットなどはでてくるのだろうか?」
などと考え出したのは、実に成人し社会人になってからのことでした。

どうして顔に脂が浮くの

人間の体には、いたるところに毛穴があります。
体に比べて顔は面積が小さいですが、その小さな面積の中には毛穴がたくさん密集しています。
毛穴の役割といえば、まず思いつくのが‘毛’ですよね。

体毛、毛髪などの毛はすべて毛穴から生えています。
ですが毛穴の役割はこれらの毛をただ生やしているだけではなく、皮脂の分泌という大切な役割も担っています。
(よく勘違いされるのですが、汗は毛穴から出るのではなく、汗腺から出てきます。)

皮脂分泌は何のためにされるのかというと、お肌を外の刺激(ほこりや花粉など)や乾燥などから守るために皮脂で一枚お肌に油膜を張り、お肌を保護するためです。
元々お肌を保護するために分泌する皮脂ですから、お肌と皮脂はお互いに良い水分バランスを保っています。
しかし、時としてその水分バランスが崩れてしまうことがあるのです。

ではなぜ水分バランスが崩れるのか、崩れた時お肌はどのようにそれを改善していこうとするのかなど、詳しいことについては「顔のテカりを防ぐ方法」もチェックしてみてくださいね。
簡単に言えば、顔に脂が浮くというのは、毛穴から必要以上に皮脂を分泌してしまっているからなのです。
必要以上に余分な皮脂を分泌…と聞くと、皮脂は顔のテカりを発生させるいやなヤツと思ってしまいがちですが、かといってこの皮脂をあぶらとり紙やそれよりも強力なあぶらとりフィルム、頻回な洗顔などでオフしすぎるとそれもまたテカりの原因になってしまいます。(この理由についても「顔のテカりを防ぐ方法」のところで詳しく説明しています)

どこまで取る?顔の脂?

取らなければテカテカ、でも摂りすぎたら更なるテカりの原因になってしまう皮脂。
一体どこまで除去して良いのでしょうか?

もちろん余分な皮脂は適度に取った方が見た目も気持ちもすっきりするし、お化粧直しで上からパウダーやファンデーションをはたく場合はあぶらとりは必須です。
でも皮脂が100%出ているところを90%も100%も吸い取っていれば、更なる皮脂分泌、つまりテカりをまねいてしまいます。

そこでおすすめなのは、100あるうちの皮脂の80%ぐらいまでを吸い取り、20%ぐらいは残すことです。
20%の皮脂を残すためには、あぶらとり紙やあぶらとりフィルムでは摂りすぎてしまいます。
頻回な洗顔で皮脂をオフするのは言語道断、お話になりません。

ここで私がおすすめしたい皮脂の取り方は、あぶらとり紙などを使用するのではなく、ティッシュを使用する皮脂の取り方です。
皮脂の取り方というほど大げさなものではありませんが、ポケットティッシュでもボックスティッシュでもなんでも良いです。
一枚手に取り両手の平に広げた状態で、顔にファサっと置きます。
ティッシュの上から両手で顔を包み込むようにプレスしていきます。
あまりしつこくせず、ひととおり顔を包み込んだら顔にかかっているティッシュを取っ払いましょう。
これで皮脂オフは終わりです。

皮脂をオフしたあとのティッシュを見てみてもあまり脂が染み込んでいるようにも見えませんし、本当にちゃんと皮脂は取れているの?と思うかもしれません。
あぶらとり紙やフィルムを今まで使っていた人にとってはおそらく物足りないと思います。
でも物足りないぐらいのあぶらとりで実はちょうど良いのです。
ティッシュぐらいの吸収性が一番ちょうどいい。
ティッシュで軽く顔全体をプレスするだけで、80%ぐらいの余分な皮脂は除去できます。

残り20%を顔に残した状態で、その上からメイク直しなどをしましょう。
更なる皮脂分泌を促さず、かつメイク直しもキレイにしあげたいのであればティッシュで軽くオフぐらいでOKなのですよ。