肌荒れの原因別治し方

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肌荒れの原因別治し方

「私の肌は強いし大丈夫!」

そう思っていても、
●仕事や対人関係のストレス
●睡眠不足
●食生活の乱れ
などから、誰でも簡単に肌荒れになってしまう可能性があります。

主に肌荒れにはお肌が乾燥してかゆみが出たり赤みがでたりするタイプの荒れ方と、ニキビや吹き出物ができるようなタイプの荒れ方の2つがあり、肌荒れが起こる主な原因は、
  1. 間違ったスキンケア
  2. 食生活の偏りや睡眠不足、ストレスなど
  3. 生まれつきの肌体質(アレルギー、アトピー、敏感肌など)
  4. 季節の変化、環境など
  5. 生理周期・月経や妊娠などに左右されるホルモンバランスの乱れや変化
などがあげられます。

これらの原因1つだけが肌荒れの原因になっている場合から、いくつかの原因が重なってしまい肌荒れにつながっているパターンなど、様々です。
肌荒れと一言で言っても、それぞれ原因によってアプローチの仕方が少し変わってきます。
ここでは、肌荒れの種類や原因、治し方について掘り下げてみたいと思います。

間違ったスキンケア

人間も動物も命あるものはみな、生まれた瞬間から1日1日、死に近づいています。(生まれた瞬間から死に近づくなんていう表現が正しいのかどうかわかりませんが)
死に向かっていくということは、心や精神、そして体のな成長を伴いながら、少しずつ‘老いて’ゆく、ということ。
人間も動物も、加齢とともに運動神経が鈍くなったり、白髪が増えてきたり、顔に皺ができたり、歳をとるとともに体には変化が現れてきます。

よく20代半ばごろはお肌の曲がり角、などという言葉を聞きますが(実際私も25歳になった途端にお肌の状態が今までと変わってしまい、お肌の曲がり角とはこのことかぁ〜!と身に染みて感じました。)、特にヒトは40代も半ばを過ぎ後半にさしかかってくるころに、‘菲薄化(ひはくか)’といって、お肌が薄くなり、それが原因で顔に赤みが出たり痒みが出たり、外部からの刺激に弱くなったり、といったことがあるそうです。

ところが、その菲薄化(ひはくか)現象が現れる年代よりも以前にお肌に痒みが出る、お肌に赤みを帯びる、などの症状が出ている場合は、もしかしたらスキンケアの方法が適切でないためにそのような症状が出てしまっている可能性があります。
自分が正しいと思っていたはずのスキンケアが実は間違っていた、なんてこともあり得ます。

では、どのようなことに気を付けてスキンケアをしていけばよいのでしょうか。

気を付けたい洗顔の仕方とメイク落とし

まず一番に気を付けたいのが、洗顔の仕方です。

なんとなく洗顔フォームを泡立てて、お肌をゴシゴシとしっかり洗った方が顔の皮脂や毛穴の汚れがしっかり落ちるような気がしますが、力を入れたり十分に洗顔フォームが泡立っていない状態でゴシゴシとお肌に摩擦をあたえながら洗顔することは絶対にNGです。

お肌の表面を覆う表皮という部分は、実は0.2ミリにも満たないほどの薄い膜でできているため、ここをゴシゴシと力いっぱい洗ったのであれば、お肌のバリアがいとも簡単に破壊されてお肌を傷つけてしまうであろうことは簡単に想像できますね。

また、メイクを落とす際にシートタイプのクレンジングを使用する人もいると思いますが、シートタイプのクレンジングはお肌へ負担をかけてしまう確率がかなり高く、実はあまりおススメできません。
お肌への刺激の強さでいえば、実は拭き取りタイプのシート状のメイク落としが一番お肌にとっては負担をかけてしまうことが分かっています。

とはいえ、水(お湯)を使う必要もなく帰宅してパッケージから取り出してすぐに使えるシートタイプのメイク落としはとても簡単で便利なんですよね。

私も一時期、特にシフト制で夜が遅くなることがある仕事をしていた時は、メインのメイク落としにシートタイプの拭き取りメイク落としを使っていました。
でも今思い返してみれば、拭き取るタイプのシート状のメイク落としではしっかり落とせていない部分があったり、バッチリアイメイクを落とす時も最初は何秒間かシートタイプのメイク落としをまぶたの上に置いてクレンジング剤をメイクに染みこませてからスルっとマスカラやアイシャドウを落としていましたが、どうしてもテレビCMでやっているようには簡単にはアイメイクは落ちませんでした。
アイメイクの上にシートを置いてしばらくしてから撫でるようにしてメイクを落とそうとしても、CMのようにひと撫でではやはりポイントメイクは落としきれず、必ず数回、やってはいけないとわかっていてもゴシゴシ擦ってしまっていました。

その結果、‘なんか最近すっぴんの状態でも目元のあたりが濃いわ?私最近ちょっと痩せたし、もしかしてちょっと彫りが深くなったのかしら?’なんて悠長に思っていたら、やはり‘メイクを擦って落とすこと’や‘しっかり目元のポイントメイクを落とし切れていなかったこと’などが原因で、目元に‘色素沈着’を若干起こしていました。

ある日シートタイプのメイク落としが原因で目元に色素沈着が起きているんじゃないか?と気づいてからは、どんなにしんどくても面倒くさくても、シートタイプ以外のメイク落としを使用するようにしシートタイプのメイク落としを断ちました。
すると、しばらくして目元の彫りが深くなったんだろうかと思っていたのも元の自分の目元の雰囲気に戻りましたよ。

このような実例もあるので、外出先で急遽メイクを落とさなければならない時や出張や旅行などで大きなメイク落としのボトルなどを持ち歩きたくない時、どうしても洗面所に立ってじっくりクレンジングするような体力が残っていないほど疲れた時だけにするなど、なるべくシートタイプのクレンジングを使用する機会を減らしていった方がよいかと、私は実体験から思っています。

どうしてもシートタイプのクレンジングを使用する際は、アイメイクなどのポイントメイクはシートをしばらく(自分が想像している以上に長い時間)メイクに当てて、メイクをしっかり完全に溶かしてからスルっと拭き取るという方法でメイクを落とすようにしてください。
ですが、いくらメイクを溶かして優しくシートで拭っても、そこには必ずお肌とシートの間に‘摩擦’が生まれるということは理解しておきましょう。

ちなみに、お肌への刺激の強さ(負担をかけやすい)でいえば、お肌へ負担をかけるメイク落とし第一位が拭き取りタイプのシート状メイク落とし、次にオイルタイプのメイク落とし、そしてジェルタイプのメイク落とし、と続きます。
特にオイルタイプのメイク落としは洗浄力で言えば一番優れてはいるのですが、洗浄力が強い分お肌に必要な油膜のバリアまでもっていってしまうことがあるので、オイルタイプのメイク落としを使った直後のお肌はかなり無防備な状態になっています。

お肌のバリアを失ったお肌は外部から受ける刺激からもとても弱くなっています。
その結果、なんでもないことでもお肌が荒れたり、赤くなったり、お肌自体の厚みも薄くなってしまったり、ニキビができやすくなったりといったことも。
洗浄力が高いことは一見して良いことのようにも思えますが、その分デメリットも大きいのですね。

メイク落としにはミルクやクリーム、バームタイプのものがおススメ!

先ほどお肌へ負担をかけやすいメイク落としは、
  • 1位:シートタイプのメイク落とし
  • 2位:オイルタイプのメイク落とし
  • 3位:ジェルタイプのメイク落とし
という話をしましたが、逆にお肌に負担をかけにくい、お肌に優しいメイク落としにはどのようなものがあるのでしょうか?

本当はお肌のことを考えれば、私はノーファンデに眉毛やマスカラなどの必要最低限のメイクをおススメしたいところですが(小さいお子様のいらっしゃるお母さんたちにもおススメしたいです。だって頬ずりやらほっぺツンツンとか、子供がお母さんの顔を触ってきたり子供の頬と自分の頬が触れたり、なんてこと、日常茶飯事ですもんね。)、仕事柄そのような極薄メイクが許されない方もいらっしゃるでしょう。

どうしても濃くしっかりメイクをした時はお肌への負担を承知でオイルタイプなどのメイク落としを使った方がきれいに落とせて(あまり頻繁に続けて使用しなければ)逆に負担は少ないかもしれませんが、もしお肌はパウダーだけで仕上げている、といったようなライトなメイクであれば、ミルクタイプ、クリームタイプ、バームタイプのメイク落としがお肌に刺激が少なくておススメですよ。

薄いメイク程度であればミルク、クリーム、バームタイプのもので十分メイクは落とし切ることができます。
もしお肌はパウダー程度の軽めのメイクだけどマスカラはガッツリよ?アイラインとアイシャドウはガッツリ塗りたいのよ?といったような人は、ポイントメイクの部分のみオイルタイプなどの高い洗浄力の物を使用しても良いでしょう。
お顔の大部分を占める頬やおでこ、顎や鼻などの‘お肌’の部分だけでも、お肌に優しいメイク落としを使うことが重要です。

偏った食生活や不規則な生活が原因の肌荒れ

スーパーに行けばお惣菜が買える、コンビニに行けばカロリーは高めだけどおいしい弁当やポテトや唐揚げなどのスナックが手に入る、街のいたるところにファストフード店がある、昔とは違い私たちの時代はこのように簡単に街の中で出来合いの食べ物を購入し食べることができます。
たとえ料理ができない一人暮らしをし始めたばかりの学生さんでも、とりあえずお金があれば食べ物を買うことができるので健康に生きれるかどうかは別問題として、生きては行くことができます。

ただ、日々の食生活というものは少しずつ少しずつ自分の体の中に染みついて、蓄積されていくもの。
栄養のバランスも考えずに野菜不足になったり、炭水化物やお肉ばかりなどと偏った食事ばかりをとっていると、体にも何かしらの不調を抱える可能性があります。

もちろん、お肌にとっても偏った食生活というのは影響を及ぼし、肌荒れやニキビの原因となってしまう場合もあります。

なぜ偏った食生活がお肌に悪影響を与えるのかというと、油分の多い食べ物や砂糖などを多く含む甘いお菓子などの食べ物ばかりを多く摂っていると、腸内環境が乱れてしまい悪玉菌が多くなってしまいます。
そのせいで便などの老廃物が上手に体外に排出されにくくなるため、肌荒れをおこしたり吹き出物やニキビができてしまう原因となってしまうのです。

もし日々の食生活の乱れが原因で肌荒れを起こしている場合は、食生活を改善し肌荒れを治しましょう。
特に、上質なたんぱく質、ビタミンB群、ビタミンCは、肌荒れの改善にはとても良いとされています。

先ほど油を多く含むものやお肉ばかりを食べていてはいけないと言いましたが、適度な脂分や肉や魚などのたんぱく質は、お肌にツヤや潤い、ハリを与えるためにも大切な栄養源です。
お肉ばかりを食べているのは栄養が偏るのでお肌にも健康にもよくありませんが、適度にお肉やお魚を食べ、その分野菜などほかの食品もバランス良く摂ることが何よりも大切です。

次にビタミンB群ですが、ビタミンB群はさきほどたんぱく質のところでも触れた肉類や魚類、そのほかに野菜やきのこ類などに多く含まれます。
そして最後にビタミンCですが、ビタミンCはレモン、キウイ、いちごなどの果物やピーマン、ブロッコリーなどに多く含まれています。

ビタミンCはたんぱく質からコラーゲンを作り出すために重要な役割をするのですが、抗酸化作用があり体内の免疫向上にも大事な役割をしてくれるため、肌荒れにはとても有効な栄養素と言えます。
皮膚科などでは肌荒れの治療に治療薬としてビタミンCの錠剤が処方されることもあるぐらいです。
ビタミンCを食べ物からしっかり摂るということはなかなか難しいこともあるので、そういった場合はサプリメントを上手に服用しても良いと思います。

偏った食事と並んで、睡眠不足であったり起きる時間や寝る時間がバラバラなどの不規則な生活もまた、体の免疫や抵抗力が下がったりホルモンバランスが崩れていく原因になるため肌荒れ、ニキビなどの原因になってしまいます。
なるべく睡眠時間は6時間以上は確保し、昼夜逆転することのないよう毎日だいたい同じ時間に置き同じ時間に就寝するということを心掛けたいですね。

女性特有の肌荒れの原因、生理周期や妊娠など

肌荒れの原因に、生理周期の乱れ、ホルモンバランスの変化、また妊娠や出産といった女性特有のものもあります。
生理周期の乱れやホルモンバランスの乱れから来る肌荒れであれば、ルイボスティーなどのハーブティーを飲む、サプリメントと服用する、体を温める、など、改善の余地はあります。

しかし、妊娠して体質が変わるなどの場合は一時的に体質が変わってしまい肌荒れやアトピーを引き起こすといったことが結構よくあります。
妊娠中はもともとその人が持っている体質が表に出やすいといいます。

例えば、私は小さいころ本格的なアトピーとまではいきませんが、アトピー気質があり、よくブツブツ、カイカイが出ていました。
大きくなるとともにそのアトピー気はなくなっていき、20代後半で第一子を妊娠するまで自分がアトピー気があったことなどすっかり忘れていましたが、第一子を妊娠し妊娠中期に入るころ、突然上半身を中心に痒みが出始めあっというまに首、肩から指の先にかけて、わきの下、胸、背中、お腹にブツブツが広がり、とても痒くて我慢できずにかきむしっていました。

妊娠中に湿疹が出たりする妊婦さんが多くいるそうで、そのような場合は産婦人科でお薬を処方してもらえると聞いたので、私も妊婦健診の際に産婦人科の先生にブツブツを見せて相談したところ、私の上半身のブツブツを見た先生は‘これは妊娠性湿疹というよりもアトピーに近いと思う、アトピーっぽい。だから皮膚科に行って一度診てもらってください’と言われ結局皮膚科で妊婦でも使えるステロイドを処方してもらうこととなったのですが、産婦人科で‘これはアトピーっぽいね’といわれて、そういえば私小さいころアトピー気があったんだった!とハっとさせられたことがあります。

妊娠中はその人が本来持っていた体質がポッと表面に顔を出してくることがあるのです。
出産してしまうとブツブツは嘘のようになくなりましたよ。

このように、妊娠や出産が原因で一時的に肌荒れやアトピーを起こしてしまうこともありますが、この場合は一過性のものであることが大半なのでその時だけ皮膚科で症状を和らげるためにお薬をもらえば少し楽になります。
一過性のものの場合はさほど気にしなくてもそのうち元に戻るので大丈夫ですが、もし今あなたの肌に起きている肌荒れやニキビが、生理周期の乱れなどからくるものであれば、先ほども少し触れましたが、ハーブティーやサプリメントの力を借りたりなどして改善できる可能性が多いにあります。

まず生理周期から来るホルモンバランスが原因で起こる肌荒れにはざっくり分けて2種類あり、生理前に起こる肌荒れ、そして生理中に起こる肌荒れがあります。
それぞれ肌荒れへのアプローチの仕方が違っていますので、今からご紹介します。

生理前の肌荒れ

生理前には、妊娠を成立させるためのホルモンである‘黄体ホルモン’というホルモンが多く分泌されます。
この黄体ホルモンはプロゲステロンというもので、プロゲステロンは主に子宮内の環境を整え受精卵が子宮内にしっかり根を張りやすくしてくれますが、同時に皮脂腺から皮脂を多く分泌するように働きかけるホルモンでもあります。
ですので、生理前には実は顔の脂が浮きやすい状態になります。

皮脂を分泌しすぎると毛穴がつまりそこに炎症が起き肌荒れを引き起こすことがありますが、そうならないためにもこの時期には‘皮脂対策’をメインにスキンケアを行うと効果的です。
通常愛用しているスキンケア用品があるとは思いますが、生理前の皮脂が過剰に分泌しやすい時期だけ、さっぱりタイプの化粧水に変えてみるなどしてみると良いでしょう。
そして皮脂が過剰に分泌しやすい時期ですから、洗顔はしっかりし、皮脂や汚れをきれいに洗い流しましょう。
また食事についてはこの時期は脂っこい物を控え、ビタミンを多く摂ると美肌効果がありますよ。

生理中の肌荒れ

生理中には、これから黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が徐々に少なくなり、排卵を促すために卵巣から分泌されるエストロゲンの働きが優勢になるためホルモンバランスが逆転しとても肌荒れしやすい時期になります。
もともとエストロゲンは皮脂の分泌を抑える方向に作用するホルモンのため、生理前の時期に比べると肌も乾燥しやすく、また乾燥のせいから肌バリアもとてももろくなりやすい時期と言えます。
この時期はさっぱりタイプの化粧水などよりも少しとろみのあるようなしっとり系の化粧水や、場合によっては敏感肌用のスキンケア用品を使用するなどしてお肌のお手入れをするのが望ましいです。

このように生理前と生理中で違うタイプの基礎化粧品でケアすることも、肌荒れを防ぎ、また肌荒れに対処する有効な方法ですよ。

まとめ

肌荒れと一口に言っても、その原因は様々です。
原因が違えばその原因別に適切な対処法をすることが肌荒れを予防し、肌荒れを治す近道となります。

上記で詳しく触れた原因以外にも、ここでは詳しく触れることができませんでしたが季節の変わり目や環境などで起こる肌荒れなどもありますね。
乾燥する時期は湿気の多い梅雨時期や夏場よりもよりしっとり保湿をしてくれる基礎化粧品を使用するなどでお肌の乾燥、肌荒れを予防していきましょう。
適切な処置をその都度していけば、きっとあなたの肌荒れも改善すると思いますよ。