思春期ニキビに効く薬

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思春期ニキビとは


ニキビに悩む女性のイラスト


ニキビには様々な種類がありますが、できる時期によって分けられるのが大人ニキビと思春期ニキビです。

10代に多くみられる思春期ニキビとは、大まかに成長ホルモンの分泌により皮脂分泌が活発化し、できるニキビとされています。
できる期間はある程度限られており、18歳を過ぎた頃からできにくくなってきます。
大人ニキビと違い、炎症が起きやすく赤ニキビなど、目立ちやすいニキビができやすいのも特徴です。

また、ニキビが急にできてしまうため、正しいケア方法がわからず、むやみに潰したり触ったりして悪化させてしまう方も少なくありません。

正しいケアをしていれば、ターンオーバーが活発な10代はニキビが治りやすいのですが、このようなことを繰り返していると、大人になってもニキビ跡が治らないということにもなりかねません。

一般的に、皮脂の分泌が活発化するのですが、ニキビができやすい人とそうでない人がいます。
オイリー肌の人はニキビができやすく、春から夏にかけてはさらにニキビができやすくなります。
この傾向は、乾燥や古い角質の蓄積が大きな原因となっている大人ニキビにはあまり見られません。

思春期ニキビは、子供から大人にかわる象徴的な部分もあり、また、汗などが原因になっていることから青春ニキビと言われることもあります。
10代は大人に比べて、体育の授業や部活動で汗をかく機会も多く、汗が原因でニキビができているのではないかと思われがちですが、実は間違いなのです。
汗をかくことはむしろ良いこととされており、代謝を活性化させてターンオーバーを促し、ニキビのできにくい環境をつくるのです。
また、ニキビを治りやすくする効果もあります。

さらに、10代はホルモンバランスがまだ不安定でもあります。
少しの環境の変化や精神の変化でもニキビはできやすくなります。
思春期とは、多感な時期でもありますし、人間関係や進路で悩みが多い時期でもあります。
自分の精神のバランスを自分で調節するのは非常に難しいです。
そのため、時期的にニキビができやすいことをしっかりと受け止め、正しいケアを心がけ、ニキビとうまく付き合うことが重要です。

思春期ニキビの原因


毛穴の構造イラスト


思春期ニキビができる10代の方は多いですが、なぜニキビができるか?の原因を知らない人がほとんどでしょう。
しかし、ニキビができる原因を知ることは非常に重要です。

思春期ニキビは、顔だけでなく背中やお尻などにもできます。
この原因は、成長ホルモンによる過剰な皮脂分泌といわれています。
思春期には顔だけでなく、全身で皮脂の分泌が活性化するのです。
成長ホルモンの分泌は、13歳〜17歳の中学生から高校生の時期にかけての値がピークと言われています。

この時期は、大人に比べると、毛穴が固く閉まっており、毛穴に皮脂がつまりやすくなる傾向もあります。
さらに起こりやすいのが、アクネ菌の増殖によるニキビの発生です。本来、アクネ菌は肌の状態を正常に保つために必要なものと言われています。
しかし、皮脂が過剰に分泌されてしまうと、皮脂を餌としてしまうため、毛穴の中で過剰にアクネ菌が増えてしまい、ニキビへと発達していくのです。

また、10代は、ホルモンバランスの影響や普段の食生活の影響も大きく受けます。
二次成長期は、ホルモンバランスが不安定であり、少しのストレスや刺激が、肌にそのまま反映されてしまうことも少なくありません。
そして、食生活についても同様のことがいえます。
思春期に入ると、食欲が旺盛になるからです!

また、中学生・高校生はファストフードやスナックなどを好む傾向になります。

成長期に食欲が旺盛になるのは、むしろ良いことですが、ファストフードや脂っこいものばかりを食べていると、直接ニキビに影響します。
毎日の食事で野菜を摂取するなど、しっかりバランスをとれた食事を心がけなければならないのです。

睡眠をとる女性


さらに、小学生の頃に比べると勉強や遊びのため寝る時間が遅くなり、睡眠時間が短くなる傾向にあります。
十分な睡眠が取れなかったり、睡眠時間に変動があるとニキビができやすくなるのです。
毎日規則正しく睡眠を取ることが重要です。

このように、思春期ニキビは成長ホルモンや生活習慣の変動で、多くの10代が影響を受けやすくなるニキビであるということが言えます。
成長時期においては、どうしてもできやすいニキビになるので、無理に潰したり、強く洗うことだけは絶対に避けなければなりません。
実際、思春期ニキビは大人ニキビと違い、ピークを過ぎたら、ある程度減ってきます。
さらに、10代の頃は、肌の新陳代謝であるターンオーバーが活発なため、大人ニキビよりもニキビ跡ができにくいのも特徴です。

思春期ニキビの治し方

思春期ニキビの原因は、代表的である過剰な皮脂分泌以外にも様々な原因があり、個人によってその他の原因は異なります。
そのため、どのように治せばいいのかわからない方も多いはずです。
急に増えたニキビ、正しいケア方法が分からないのも当然です。
今回は基本的なケア方法をお教えします。

思春期ニキビの治し方〜スキンケア

思春期ニキビの予防方法は、基本的なスキンケア方法をマスターすることが鍵となります。
小学生の頃は、なかなかニキビ用の洗顔料や化粧水などのスキンケア用品に馴染みがない方が多いでしょう。
しかし、これらのスキンケア用品が思春期ニキビには重要な役割を果たしてくれます。

1,洗顔
まずは、日々の洗顔です。強く何回も洗うのではなく、一回一回を丁寧におこなうことが大切です。
上下にゴシゴシとこするのではなく、しっかりとスポンジなどで泡を立て、くるくると優しく円を描くように洗うのがポイントとなります。
強く洗うと必要な皮脂まで奪ってしまい、余計に皮脂分泌が活発になるので避けましょう。

また、炎症などをおこしているようであれば、アクネ菌をおさえる洗顔料を使用するのも効果的です。
人によっては、ニキビ用洗顔料が肌に強い場合もあるので、無理せず自分にあった洗顔料を使うのがオススメです。

2,保湿
洗顔の後には、化粧水や乳液をきちんと肌に塗ります。
皮脂が原因となっているため、保湿をしたら余計に顔が脂っこくなるのではと思われがちです。
しかし、保湿は思春期ニキビの改善に欠かせないポイントなのです。
保湿といっても、油分を必要以上に与えるわけではありません。
肌に水分を十分に与えるのです。

10代は汗をかきやすく、そのままにしてしまうと乾燥しがちです。
乾燥した肌からニキビができることもあります。このような状態を防ぐためにも、保湿をしっかりおこなわなくてはなりません。
また、皮脂の分泌を減らす効果や外からの刺激から守る効果が、保湿ケアにはあります。
保湿ケアは新しいニキビができるのを防ぐとともに、ニキビが出来にくい環境もつくってくれるのです。

具体的なケアとしては、水分補給がしっかりできる化粧水や乳液をお風呂上がりにたっぷり塗ることです。
スキンケア用品によっては、油分が多いものやアルコール成分が含まれているものがあります。
このようなものは、思春期ニキビには不向きです。
油分が多いものは、皮脂が余計に詰まる原因にもなりますし、アルコール成分が高いものは刺激が強くさらに悪化する可能性もあります。
自分の肌にあったスキンケア用品を、毎日しようすることが保湿には大切です。

洗顔から保湿のケア方法を説明しましたが、習慣化しやすいことばかりなので、早めの実践をおすすめします。

思春期ニキビのスキンケアにはプロアクティブがおすすめです。

思春期ニキビに効く食べ物とサプリメント・市販薬


野菜と果物


ニキビ改善に基本的なスキンケアと並んで重要なのが、日々の食生活です。
成長期は成長ホルモンの関係で、食欲旺盛になる傾向があります。
女性の場合も、女性らしい体をつくろうと以前よりもお腹が減りやすくなります。
そのため、お肉やファストフード、スナック菓子などを欲することも多くなると思います。

しかし、このような食生活を続けていては、ニキビは悪化する一方です。
では、どのような食事を心がければいいのでしょうか。1番はやはりビタミン類です。
思春期に限らず、どの世代にも言えることですが、ビタミン類は殺菌能力やターンオーバーの活性化など、肌にとっていいことずくめの栄養素です。
生のまま野菜や果物をとるほうが効果的とされています。

日々の食事でサラダを食べたり、食後にフルーツを摂取したりなど、毎日の食事に取り入れるのが効果的です。
野菜ではパプリカやほうれん草、果物ではアセロラなどがビタミンを多く含んでいます。

また食物繊維なども、ニキビの改善に効果があります。
食物繊維は、老廃物を体外に排出する働きがあり、代謝を活性化することで、肌へ栄養をめぐりやすくします。
そのため、ニキビが治りやすくなるのです。

このように、食事もニキビの改善には欠かせないものであり、日々の食生活をしっかり心がけることが大切です。
しかし炎症がすすんだニキビや大きくなりすぎたニキビは、食事や基本的なケアのみでは治らないこともあります。
その場合は緊急措置として薬で治療することもできます。

オロナインH軟膏

オロナイン

思春期ニキビの薬として代表されるのが、ドラッグストアなどで売っているオロナインです。
オロナインは油分も含んでいるため、赤ニキビにはおすすめしませんが、腫れを鎮める効果もあるので、初期段階のニキビには効果的です。

テラコートリル

テラ・コートリル

私が特におすすめしたいのは、赤ニキビ(化膿ニキビ)に特に効果がある、ヒドロコルチゾン(副腎皮質ステロイド)と抗生物質が配合されているテラ・コートリルです。
皮膚科で処方されることがあるくらい有名なニキビ薬ですが、処方箋がなくても購入することが可能です。
ただ、ステロイド剤が入っているので、使用の際はよく説明書を読むようにしてくださいね。

ニュートロジーナ

ニュートロジーナ

アメリカでもっとも有名なニキビ薬、ニュートロジーナ(Neutrogena)のRapid Clear Acne Eliminating Spot Gelです。
日本では処方箋がないと購入できない成分である、「過酸化ベンゾイル」が配合されており、かなり強力な薬です。
日本国内では一般に市販されていないので、海外のものを取り扱っている通販等を利用しないと手に入れることができません。
お値段は8ドルほどなので試してみるのも良いかもしれませんが、説明書ももちろん英語なので、副作用等不安な方は手を出さないほうがよいかもしれません。


塗り薬は、ニキビに直接触れるものなので、自分にあった薬を選ぶことが重要です。
また、塗り薬だけでなく、飲み薬なども効果が期待できます。
もちろん、むやみやたらにサプリメントや薬を何種類も飲むことは、絶対にやってはいけません。
しかし、効果のある飲み薬も多くあります。
特に漢方などは目的が細かく分かれており、炎症をおさえるもの、代謝を促進するものなど様々な種類があります。

自分のニキビがどのような状態かをしっかりと理解し、使用することが重要です。
時間がかかるといえども、ニキビが気になるのは当然です。
ひたすら我慢するのではなく、ときには薬に頼ることもおすすめです。

思春期ニキビを皮膚科で治療


女医


思春期ニキビの大半は気軽にできるスキンケア方法で治ります。
しかし、今すぐニキビを治したい、なかなか減らないのがもどかしく感じる人もなかにはいるかもしれません。
そういう人にオススメなのが、皮膚科での治療です。

ただ、思春期ニキビの場合、ターンオーバーが活発なので、日々のケアで治るのが大半です。

皮膚科は、どうしても治らないといった場合の緊急機関として捉えたほうがいいです。

皮膚科の場合、飲み薬を処方してくれたり、ピーリングをおこなってくれたりと、自分ではなかなかできない治療をおこなってくれます。
漢方や市販の薬とは違い、お医者さんが肌の状態をみて処方してくれるので、治りも早くなる傾向にあります。
また、市販ではなかなか買えないような薬を処方してくれることもあるので、何をやってもなかなかニキビが治らない人でも、皮膚科に行ってすぐ治ったということもあります。

さらに、皮膚科では、日々のケア方法をお医者さんが教えてくれることも多いです。
正しい洗顔や正しい保湿方法、自分にあったスキンケア用品について教えてくれます。
そのため、特別な治療はしてないけれど、お医者さんの教えてくれたケア方法に変えたら治ったということもあります。
なかなかニキビが治らない人は、まず、皮膚科で、自分にあった飲み薬の処方やケア方法の指導から入るのがオススメです。

一方で、即効性を求める人にはあまり向いていません。
飲み薬もケア方法の指導もやはり、日々の生活の中で徐々に治療していくことを前提としています。
即効性を求めるなら、専門の器具で皮脂を押し出す、ケミカルピーリングをおこなうなどの、その場での治療をすることになります。

ただし、このような治療は、ニキビできたらすぐおこなうような治療ではありません。
このような治療を思春期のうちから頻繁に続けていたら、逆に肌に負担をかけてしまいます。
本当に緊急時の治療と考えてください。

具体的な治療としてあげられるのが、皮脂の除去です。
要はニキビを潰し、皮脂を取り除きます。
自分でやるのではなく専門のお医者さんにやってもらうので、きれいに治りやすいです。

また、化学薬品を使用し、皮膚を剥がし、新しい皮膚の再生をするケミカルピーリングなど、ニキビが出来る前にも効果的な治療などがあります。
皮膚科の場合、ニキビの状態によって治療法が変わります。
ニキビに深刻に悩んでいるようでしたら、まずはカウンセリングから受けてみるのもオススメです。