オロナイン

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ニキビに効く薬

ニキビのケア商品といえば、現在30代前半の私の世代ではクレアラシルやパパウォッシュなどが有名でした。
私も中学生のころからニキビに悩まされていたので一通りよさそうなものは試しています。

今現在ニキビケア商品として有名なのは、テレビでもコマーシャルをしているプロアクティブあたりでしょうか?
クリニックなどでのニキビ治療では、殺菌作用のある飲み薬や塗り薬を使用し治療していくのですが、最近ニキビ治療のための新薬が出たのをご存知でしょうか?

べピオゲルという塗り薬で、このべピオゲルに含まれる有効成分である過酸化ベンゾイルは、あのプロアクティブにも配合されている成分なのだそうです。(注:アメリカ版のプロアクティブには含まれているそうですが、日本国内で販売されている日本規格のプロアクティブには過酸化ベンゾイルは配合されていないようです。これは日本国内で販売されるプロアクティブとアメリカ版のプロアクティブでは、ニキビへのアプローチ方法が違うため主成分が違うからなのだそうです。)

皮膚科やクリニックで処方されるニキビ治療用の塗り薬や飲み薬も、長期にわたって使用し続けるとだんだん効かなくなってきたりするのだそうですが、この新薬、べピオゲルはどうなのでしょうか?
プロアクティブなど市販されているニキビ治療薬と同じ成分が配合されているし、これは期待できそうですね!

ニキビケアにおすすめの薬

さて、新薬やプロアクティブの話ばかりをしましたが、これらのほかにもニキビケアに効果のある薬とは、どのようなものがあるのでしょうか?
それをこれから見ていきましょう。

オロナイン

あの有名なオロナインも、実はニキビ治療には大変よく効くのです。
別の章でもご紹介しましたが、オロナインにはクロルヘキシングルコン酸塩液という殺菌・消毒作用がある有効成分を含んでおり、やけどの炎症を抑える、傷口の殺菌、そして赤ニキビなどの軽度のニキビぐらいであればこのオロナインだけですぐ治ってしまうことも。

オロナインに含まれる殺菌作用の高いクロルヘキシングルコ酸塩液が、毛穴周辺の過剰に分泌された皮脂が毛穴をふさぎ、その毛穴周辺にニキビの原因となるアクネ菌が繁殖し炎症するのをおさえてくれるのです。
ですが即効性があるかないかという面でいえば、どちらかといえば‘ない’でしょう。

1週間ほど続けて使用することで徐々にニキビが目立たなくなっていくので、まずは1週間毎日塗り忘れのないように使用しなければいけません。(途中で1日でも塗り忘れたりすると、すぐニキビがひどく戻ってしまう人が多いと思います。)
オロナインは殺菌作用が高くニキビの炎症を抑えてくれるのですが、まさに炎症をおこしている最中の赤ニキビであれば、効果は目に見えてよく感じられると思います。

ですが、炎症が一通りおわってしまったあとの黒ニキビ、そしてこれから炎症を起こす(炎症を起こす前の段階の)白ニキビなどでは、‘炎症を抑える’ことがまだできないため、そのたえめオロナインを塗っても効き目がさほど感じられないといった状況に陥ってしまいます。
膿みをともなった黄ニキビにもさほどの効果は感じられません。

ですが先ほども説明したとおり、炎症真っ只中の赤ニキビにたいしては絶大な効果を発揮してくれます。
もし赤ニキビを放置し続けるとどうなるのか?
悪化し続け、色素沈着やクレーターのようなニキビ跡ができてしまいます。
赤ニキビをみつけたらできるだけ早めにケアを開始しましょう。
ただし、オロナイン軟膏は一時的なセルフケア程度に思っておいてください。

炎症を抑え、ニキビの悪化を防げる、遅らせることはできますが、オロナインを塗り続けるだけでは根本的なニキビの治療にはなりません。
オロナインでセルフケアをしつつ、食生活を見直す、まとまった睡眠時間を確保する、適度な運動をし新陳代謝をアップさせるなどをしながら体質改善を試みましょう。

ちなみにオロナイン軟膏でのセルフニキビケアのやり方ですが、洗顔した清潔な状態で、ニキビの上にオロナインを置くように塗る。そしてそのうえから絆創膏を貼っておくと、よく浸透してくれるようです。 
またニキビだけでなく毛穴の黒ずみなどにもオロナインは効果的です。
オロナインを使ったオロナインパックをすれば、きれいに鼻の角栓を除去できますよ。

オロナインパック
オロナインパックのやり方は、まずお風呂にはいり暖かい湯気やお湯でしっかり毛穴をひらかせます。
しっかり毛穴をふやかして開いておかないとせっかくのオロナインパックもあまり効果が得られなくなります。
よく石鹸を泡立てて優しく顔を洗います。
そのあとはいつもしているとおりに化粧水をお肌に浸透させていきます。

そしてオロナインを角栓がつまっているところ、ニキビの上などにたっぷり塗ります。
塗り終わったら15分そのまま放置し、ぬるま湯でやさしく洗い落とします。
パック後はオロナインをぬった部分はとてもツルツルにお肌がよみがえります。
これを週3回程度を目安に行ってください。

ちなみに、ニキビ治療に大変な効果を発揮してくれるオロナイン軟膏ですが、思春期の頃にできる脂性のいわゆる‘思春期ニキビ’には効果がありません。(下手をすると悪化してしまう可能性も…)
あくまでも大人ニキビの治療薬として有効ですので覚えておきましょう。

過酸化ベンゾイル

その他にニキビ治療につかわれる薬にはどのようなものがあるでしょうか?
例えば、冒頭でも名前をあげたプロアクティブ。
日本国内で販売されているものと海外処方用のものではニキビへのアプローチの仕方が違うと少しだけ触れました。

実は、アメリカ版のプロアクティブの主成分である過酸化ベンゾイルは、日本国内では病院のみでしか手に入らないもののため、処方箋なども何もなくして誰もが購入できる日本国内版のプロアクティブはアメリカ版と主成分が違うのです。
ですのでおのずとニキビをやっつける方法にも違いが出てくることに…

アメリカ版のプロアクティブは、主成分が毛穴の奥に直接入り込みニキビのもととなるアクネ菌を殺してニキビ治療します。
日本国内版ではお肌にたまっていった古い角質や毛穴に詰まった汚れを取り除き、新しい皮膚の再生を促して、古い角質を除去し、新陳代謝を促進しお肌のターンオーバーを助けることでニキビを治していきます。

アメリカ版にはさきほども言った通り、日本国内では病院でしか手に入らない過酸化ベンゾイルを主成分としてあるため、若干日本版よりもお値段が高めの設定ですが、お値段が高い分やはりニキビへの治療効果も日本版より高いといわれています。

ニキビには漢方薬が効く

ニキビの原因のひとつにはホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れ、ストレスなどがあります。

ストレスフリーの生活ができればおそらく自律神経が乱れホルモンバランスが崩れるようなことはないのでしょうが、現代社会では多かれ少なかれ誰だってストレスを抱えているもの。
自分がストレスを抱えていることを自分で自覚し、うまく発散できる人ならよいのですが、仕事や日々の生活に追われて自分がストレスを感じていること自体自覚できないまま悶々とした日々を送る人もたくさんいますよね。

ストレスを感じると必ずといってよいほど自律神経、ホルモンバランスが崩れてしまいます。
そんなときは、もともと人間の持つ自然治癒力を最大限に引き出してくれる漢方薬の力をかりるのもおすすめです。

漢方薬は‘薬’という字が付きますが、いわゆる病院や薬局で購入するような‘薬’ではなく、100パーセント自然由来の植物などが原料でできている、東洋医学では古来から広く伝わるものです。
処方薬などと違い即効性はありません。
飲み始めてから効果を得られるまで最低でも数か月、長ければ数年にわたって服用しつづけなければ効果が出ないことだってザラにありますし、そもそもその漢方薬が自分の体質に合うか合わないか、相性の問題も深く関係してきますので、漢方薬での治療は何に関しても根気よく続けられる経済力と精神力が必要となってきます。

そしてたいていの漢方薬は高価です。
病院では希望すれば(その治療にもし漢方薬を使用できるものであれば)処方薬ではなく漢方薬を処方してもらうことができます。
この場合は、病名や漢方薬の種類によっては保険が適用され、いくらか安く漢方薬を服用することができますが、病気などの予防や美容目的での服用の場合は保険は適用されずすべて実費となってしまいます。
ニキビ治療はこのうち美容目的の中に含まれるため、保険は適用されません。
ですので長期的に服用しないと効果がそもそも表れない漢方薬を何か月も何年も継続するには、けっこうな経済的負担となることもあります。

また、さきほども言ったように漢方薬は飲んだからといって必ず誰しも効果を得られるわけではなく、その漢方薬と自分の体質との相性がかなり結果を左右してしまうものです。
100パーセント自然由来成分のみでできている生薬ですので、体には良いことは間違いありません。
それに処方薬と違い副作用もほとんどありません。(中にはまれに副作用を訴える方います。主な症状はめまい、食欲不振、不眠、むくみ、口が渇く、生理不順、頻尿などです。)

ですが、長く続けて飲んだからといって必ず効果が得られるとは限りません。
そういった面を踏まえると、保険適用外になってしまうニキビ治療に漢方薬を使用するのはいちかばちか、ギャンブル的要素が大きくかなりリスクがあるのではないかと、私は個人的には思ってしまいます。
運が良ければ一発で自分にあった漢方薬と出会えますが、すべての人がそうとは限りませんよね。

ちなみに漢方薬でニキビ治療をする場合、大人ニキビ、赤ニキビ、黄色く化膿したニキビ、生理周期によってできるニキビ、ニキビ跡などに効果があるといわれており、一般的にニキビ治療に効果があるといわれているのは、
  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくゆ)
  • 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
などです。

一昔前であれば漢方薬局や病院に行かなければなかなか手に入らないイメージがありましたが、最近ではドラッグストアなどでも簡単に漢方薬が手に入ります。
漢方薬のメーカーも、ツムラ、小林製薬、ロート製薬、クラシエ、大正製薬などなど、CMなどでなじみのある製薬会社などからたくさん出ています。

そして漢方は、同じニキビ治療目的で漢方薬を選ぶ場合でも、その人の体質、体格などから3つのグループにわけて、そのグループごとに分類される漢方を処方するというのが一般的なやり方なのだそうです。

筋肉質のがっちりした体格の人や、固太りの人など、体力のある健康的な人は実証と呼ばれるグループに、線が細く弱々しい感じの人、体力がない人は虚証というグループに、実証と虚証の中間に位置する中肉中背タイプの人は中間証というグループに入るのだそうです。
ご自身がどのグループに位置するかわかりましたか?

実証タイプの人におすすめのニキビ治療漢方薬は、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)という漢方薬。
虚証タイプの人におすすめのニキビ治療薬は、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)。
そして中間証タイプの人は清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)、桂枝茯苓丸加よくい仁(けきしぶくりょうがんかよくいにん)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)、ペア漢方エキスなどです。

また、体質や体格だけでなくどこにできたニキビかでも、効き目のある漢方薬が変わってきます。
顎ニキビができる人には当帰芍薬散、十味敗毒湯、桂枝茯苓丸加よくい仁、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)などがおすすめです。
ニキビ跡が気になる人には清上防風湯、黄連解毒湯、十味敗毒湯がおすすめ。
背中やお尻などにニキビあできる人には、十味敗毒湯がよく効くのだそうです。

ニキビがよくできる場所と自分の体格、体質を考慮したうえで正しく漢方を選ぶことができれば、
もしかしたら効果が早く実感できるかもしれませんよ。

ニキビに効くサプリメント

現在では食事だけでは補いきれない1日に必要な栄養素などを錠剤にギュッと凝縮したサプリメント(栄養補助食品)などが、通販、ドラッグストアなどの店頭で手軽に手に入ります。
私も妊娠中、妊婦が積極的に摂取するとおなかの中の赤ちゃんにとって良いとされる葉酸をサプリメントから摂りました。

もちろんニキビに効くといわれているサプリメントも存在しますよ。
ニキビに効果があるかどうかというのは、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6など、ビタミン群の栄養素をどのぐらい含んでいるのかが重要になってきます。
何もニキビ用のサプリメントだからといって、特別な薬剤が配合されているわけでもなんでもありません。
ビタミンC、ビタミンB、いずれもお肌のターンオーバーをうながし、新陳代謝をアップしてくれる役割があるものです。

1日に成人が必要とするビタミンは、ビタミンCで85mg、ビタミンB2で1mg〜1.5mg、ビタミンB6では1mg〜2mgと言われています。
数字で表すとたいした量ではないような気がしますが、レモン1個にふくまれるビタミンCは20mgなのだそうです。
ということは、最低でも1日1日4個とちょっとのレモンを食べなければ、1日に必要な量のビタミンCはとうてい取れないことになってしまいます。
ここで便利なのがサプリメントで、食材から1日に必要な量を摂取するのが難しい場合、また手っ取り早く栄養を補いたい場合にとても助かりますね。



ニキビ治療薬といっても、漢方薬、サプリメント、オロナインなどとたくさん種類があります。
そして、どれもそれぞれメリット、デメリットがあります。
ニキビの治療はたいてい長丁場になることが多いので、お財布や自分の体質と相談しながら色々試して一番良い治療方法に出会えると良いですね。