首・デコルテニキビの治し方

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首ニキビの原因

ニキビと言えばたいてい顔にできるものを思い浮かべると思いますが、中には首にニキビができてしまう人もいます。

体の中心には脂漏部位という皮脂腺がぎっしりはりめぐらされたエリアがありますが、その脂漏部位に近い体の中心線のあたりにできてしまう首ニキビは、ニキビのもとになるアクネ菌、そしてカビの一種であるマラセチア菌が悪さをしていることがあります。

顔に出来るような通常のニキビはたいていニキビの中心に白い芯のようなものが見えますが、首ニキビの場合はこのような白い芯が表面から見えづらく、しこりのように感じることが多くあります。
表面から見て芯が見えづらくしこりのように感じるニキビをしこりニキビと言ったりもしますが、これは皮膚の表面ではなく毛穴の奥の深い部分で炎症が起きているからです。

また、首にできているニキビがすべてただのニキビというわけではありません。。
なんだか首にコリコリしたしこりがあるといった場合、それはニキビではなく粉瘤(ふんりゅう)や脂肪腫かもしれません。

粉瘤(ふんりゅう)とは

粉瘤は巷でよく‘おでき’などと呼ばれるもので、ニキビがなかなか治らないような大きな出来物です。
粉瘤の芯は黒い穴が開いているのが特徴で、粉瘤の原因といわれているのは、皮膚の中で毛穴の一部がくるっと袋状にひっくり返り、その中に古い角質や皮脂などが溜まったままになり徐々に肥大化していくといわれています。
私も数年前経験したことがあります。
生理周期に合わせて小さくなったり大きくなったりを繰り返すニキビがずっと頬の一か所にあり(生理3周期ぐらいこの大きくなったり小さくなったりを繰り返しました)、ある日突然小さくなるどころかどんどん大きくなっていき、直径1cm大にまでなり慌てて病院にいったところ、粉瘤でした。
その場でメスで切って芯を出してもらうも、芯を根こそぎ切除することは難しく、数年たつ今でも芯のようなポコっと出ているものが残っています。

大きくなっても痛みはありませんでしたが、大きくなると目立つので恥ずかしかったです。
そしてメスで切開して中身を絞ってもらった数日後、自分で触っているとまだ残っていた芯のような黒いものの一部がぽろっと取れたのですが、このニオイがなかなか強烈でした。
内容物は古い角質や皮脂などの汚れなので、ニオイがきつくて当たり前ですよね。
粉瘤に一度なると同じ部分に粉瘤を繰り返しやすいらしく、いつ再発するかと内心少しビクビクしています。

脂肪腫とは

また、首周辺にできるしこりでは首ニキビやおできのほかに脂肪腫というものがあります。
脂肪‘腫’というとガンを思い浮かべてしまいますが、脂肪腫(リポーマ)と呼ばれるものは悪性ではなく良性ですので、特に何か悪さをするわけではありません。

脂肪腫を発症するのは主に幼少期が多いそうですが、脂肪腫は発育が大変ゆるやかで遅い出来物のため、脂肪腫に気づくころにはたいてい40代、50代になっていることが多いそうです。
良性のため特に治療は必要ないことがほとんどですが、できた部位によっては摘出してしまった方が良い場合もあり、そのような場合は手術で摘出するほか治療法はないとのことです。

またこの脂肪腫だと思っていても稀に痛みがあるものがあり、痛みがある場合は脂肪腫ではなく血管脂肪腫という脂肪腫の進化形のようなものであることもあります。
良性だと思っていたら実は脂肪肉腫という悪性の腫瘍だったということもなきにしもあらずですので、首周辺にできたしこりが気になるようでしたら、単なる首ニキビで見過ごさずに専門医へ相談することをおすすめします。

首ニキビの治し方

皮膚科にかかるとたいていステロイド系の塗り薬が処方されるでしょう。
首ニキビの場合もステロイドの軟膏を処方されることがほとんどだと思います。

アトピー性皮膚炎などの治療薬として処方されるこのステロイド。
ステロイドは怖い、恐ろしい、使いたくない!と思う人も多いかと思いますが、短期間に集中して使用するぶんには、ステロイドは決しておそろしい薬ではありません。
短期間の服用でしたらさほど気にすることなく使用しても大丈夫です。

ステロイドは怖いからと、ごくごく少量のみをダラダラ塗り続けることが実は一番よくなく、ステロイド剤は長期にわたる使用によって、皮膚が薄くなり、その部分だけが色素沈着を起こして黒くなってしまうといったような副作用があります。
ですが、正しく使えばステロイドはとても便利な良い薬なのです。

短期間に適量を患部に塗りましょう。
ここでステロイド剤をけちったり、怖いからと少量しか塗らなかったりすれば、ほとんどステロイドを使用した意味がなくなってしまいます。
それこそいつまでたってもよくならず結局ダラダラ使用し続ける羽目になってしまいます。
短い時間で一気にしっかり治す、これがステロイドの塗り薬を使用する際の鉄則となります。

洗顔をする時は首もしっかり皮脂や汚れなどを落とし(お風呂であれば洗顔と一緒に首も洗えますね)、すすぎ残しに気を付けるのも大切です。
そして顔のスキンケアと同様に首にもしっかり化粧水や乳液で保湿をしてあげましょう。

ステロイド剤やスキンケアだけに頼らず、生活習慣などの見直しも首ニキビをはじめすべてのニキビ治療や予防の基本です。
睡眠時間を最低でも毎日6時間以上確保し、バランスのよい食事、そしてなるべくストレスをため込まない生活を心掛けましょう。
心身ともに健やかであれば、自律神経のバランスも整い、ホルモンバランスも崩しにくくなりお肌のターンオーバーも整います。

デコルテニキビの原因

こちらもあごニキビ同様、一度できるとなかなか治りません。
それに皮脂腺の近くなのでニキビも特に発生しやすい場所です。

ボディクリームなどにふくまれる保湿剤などがニキビの原因になることも多くありますので、使用される際は注意してくださいね。

デコルテニキビの治し方

デコルテはもともと皮脂がでやすいので、特に夏は毛穴が詰まってしまわないようこまめに汗をふきとったり清潔に保つことが重要です。
ボディシャンプーなどのすすぎ残しは間違いなくニキビへとつながります。
お風呂などでしっかりきれいにしたあとは顔、首と同様にデコルテ部にも保湿等のスキンケアをしっかり行いましょう。

女性の場合、洋服のデザインなどによっては首やデコルテのあたりの肌を見せる服もありますが、そんな洋服を着た時に首がしわしわ、デコルテもハリがないといったようなコンディションではあまり格好良くありませんね。
いくら顔をきれいにお化粧したところで、首やデコルテに年齢を感じさせてしまってはせっかくのメイクも台無しです。
女性の年齢は顔よりも首、デコルテ、また手にも出やすいので、そのあたりはしっかりニキビケアと合わせてアンチエイジングもしておきましょう。

またデコルテニキビを治すには力を入れてゴシゴシタオルでこすったりするのもご法度です。
そしてデコルテ(肌)に触れる衣服はなるべく刺激の少ない肌に優しい素材の衣服のほうがよいかと思われます。
化学繊維よりも綿100%などの素材のものを選ぶとよいでしょう。
また首ニキビや他のニキビ同様に、しっかり睡眠時間を確保し、バランスの取れた食事を摂ること、ストレスをため込まないことがお肌のターンオーバーを正すキーポイントになってきます。
生活習慣を正すことでデコルテニキビも少なくなってきますよ。