黒ニキビ

MENU

黒ニキビを早く治す

ニキビといえば、思春期や青春の象徴。
体も心も大人に近づき、ホルモンの分泌が盛んになってくるころから少しずつ頬や口回り、おでこなどにできはじめますね。
中には背中にできる、膝にできる、なんて人もいます。

そして一言にニキビと言っても、ニキビには数種類のニキビがあります。
赤ニキビ、黒ニキビ、黄ニキビなんていう言葉は聞いたことがないでしょうか?
この章では主に黒ニキビの原因、治し方や、黒ニキビに効く薬について掘り下げていきたいと思います。

黒ニキビの原因

ニキビができる主な原因は共通して、簡単に言えば毛穴に汚れが詰まってしまい炎症をおこすことから。
黒ニキビも同じように、毛穴に皮脂やホコリなどの汚れや不純物が滞留してしまい炎症をおこすことが原因でできてしまうものです。

では黒ニキビとは、いったいどのようなもののことを言うのでしょうか?
黒ニキビはたいてい鼻にできることが多く、見た目には黒い点々がポツポツ、引きで見たらイチゴ鼻のようにも見えるもので、ニキビの出来はじめです。

古い角質、ホコリなどの汚れが毛穴にへばりつき毛穴をふさぎ、ふさがれた毛穴にはいらない皮脂がたまってしまいます。
その毛穴にたまった皮脂が皮膚の内側から外側へ向かってモコっと盛り上がり、表面に露出してしまった皮脂や毛穴の入り口などが酸化し黒くなってしまったもの、それが黒ニキビと俗に言われているものです。
この時点ではまだまだニキビの初期段階ですので、適切な処置、治療を行えば、悪化することなくきれいに治るものです。

ではなぜ毛穴が詰まってしまうのでしょうか?
毛穴詰まりの大きな原因は2つ。

肌のターンオーバーの乱れ

1つは、肌のターンオーバーの乱れです。

古い角質が剥がれ落ち排出され、新しい皮膚に生まれ変わるまでの一連の工程をターンオーバーと呼んでいます。
肌のターンオーバーが1サイクル完了するまでには数日かかり、そのサイクルが何らかの原因でみだれてしまうとニキビや吹き出物ができたり、肌荒れしてしまったりするのです。

そのターンオーバーがみだれたり、洗顔料をきれいに洗い流したつもりでも実は肌に残っていたり、お化粧をきれいに落とさずにそのまま寝たり、そういったことが原因で本来なら剥がれ落ちてしまうはずの古い角質の残骸や、残留した洗顔料などが毛穴を詰まらせてしまいニキビになってしまいます。

皮脂の過剰な分泌

そして2つめの原因、皮脂の過剰な分泌も、同じように毛穴をふさいでしまうため炎症が起きニキビができてしまいます。
たいていニキビを気にする人って、脂性肌の人が多いですよね。

私もその一人でした。
小さいころから和食よりも洋食が好き、魚よりもお肉派の食生活を送っていたせいか、特にTゾーンは思春期に入ったころからテカりやべたつきが気になり、休み時間に入るたびにあぶらとり紙であぶらを取っていました。
和紙でできた紙製のあぶらとり紙ではあきたらず、途中から紙製よりも強力なあぶらとりフィルムを使用していました。
今思えば、あぶらとりフィルムを愛用していた時期は特に皮脂の分泌が激しかったように思います。

それもそのはず、あまりにも皮脂をあぶらとり紙などで取りすぎると、今度は逆に肌が脱水症状のように脂に飢えてしまいます。
ああ、脂が足りない!肌をつやつやきめ細かく保つためには脂がもっと必要なのに!と、まるでオアシスを求め砂漠を放浪するラクダに乗った貿易商のように、今度はなくなってしまった脂を求めて肌がよけいに皮脂を分泌するようになってしまいます。

そしてまたテカりが気になり脂を取る→肌が枯渇→さらに脂を分泌。
こうして負のスパイラルに陥るようになり、結果的に過剰に皮脂を分泌してしまい、ニキビや肌荒れにつながるようになってしまいます。

黒ニキビの治し方

さきほども述べたように、黒ニキビとはまだまだニキビのできはじめ、初期段階のもののことを言うので、それほど神経質に落ち込んだり騒いだりする必要はありません。
肌をきれいに保つためには、食生活や生活習慣をただしストレスフリーの生活をこころがけましょう。
そうすれば肌のターンオーバーは乱れることもなく、コンスタントに美肌を維持できます。

そして余分な脂を適度に取り除くのは良いですが、必要以上にあぶらとり紙や洗顔などで脂を取りすぎないようにしましょう。
必要以上に脂を除去しすぎるとさきほども触れたようにかえって皮脂の分泌を促すことになり逆効果になってしまいます。

実は、市販のあぶらとり紙などでは肌に必要な脂までも吸い取ってしまいます。
一番良いのは、ティッシュをあぶらとり紙のかわりに使用し浮き出た脂をとることです。
一見ティッシュであぶらをオフすると、きちんと脂が取れているのかどうか、目視では確認しにくいです。
あれ?やっぱりティッシュじゃ脂取れてないじゃない!

いいえ、それで良いんです。
脂が取れているのか取れていないのかわかりにくい、わからない、実はそれぐらいが肌にはちょうど良いのです。

ただし、夜寝る前には必ずメイクはきれいにオフしてから就寝しましょう。
今日の汚れは今日のうちに落としておかないと、これまたターンオーバーが乱れてしまうキッカケになってしまいます。

ですが脂を落としすぎるといけない理由と同じで、洗顔料の使い過ぎもまだ肌の乾燥を招き、その結果必要以上にまた皮脂を分泌してしまいますので、洗顔料はできれば一日1回夜寝る前にのみ使用しましょう。
朝も洗顔料を使ってしまうと、これから外に出て外気に触れホコリなども肌に付着するのに洗顔によって肌のバリアが薄くなってしまい肌には良くないといわれています。

規則正しい生活で肌のターンオーバーを正常にたもつこと、脂を除去しすぎないこと、でも夜寝る前にはその日の汚れをその日のうちにオフして肌を清潔にたもつことが、黒ニキビを治すキーポイントになります。
何も特別なことをせずとも、たったこれだけのあたりまえのことだけで、黒ニキビは悪化せずに沈静化することがほとんどですよ。

黒ニキビに効く薬

ニキビ治療薬は気軽にドラッグストアなどで手に入りますね。
たくさんのメーカーがニキビ治療薬を出しています。
ですが、私の経験上、本当にニキビに効いたな、というニキビ治療薬には出会ったことがありません。
思春期のニキビ全開のころは、私は結局何を塗ってもだめだったように思います。
中学2、3年のころがニキビの山でした。

高校生になり、年齢があがってくるとともに徐々にニキビも落ち着いてきたように思います。
ただ大人になってからも生理前などにふとニキビができたりすることもあります。
まだ黒ニキビであれば、生活習慣を整えるだけで十分改善の余地がありますので、特に治療薬を使用する必要はないように思います。

と、このように、黒ニキビとは、汚れや皮脂で詰まってしまった毛穴が外側にぶりっと盛り上がり、その毛穴の断面が黒く酸化して見えるニキビのできはじめのもののことです。
黒ニキビができたときはとりあえず規則正しい生活を維持し肌をきれいに保つこと、でも必要以上に洗顔したりあぶらとり紙などで皮脂を除去する必要はないということを覚えておきましょう。
治療薬を使わずともこの時点ならいくらでも改善できるレベルです。